知多半島歴史ロマンは最南端 羽豆岬から〜千年の時をかける森〜
基本情報 | |
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開催 | |
場所 | 羽豆岬 - 箭比神社 - おにぎり茶屋ほたる - 大宮神社 - 美浜オレンジライン |
わたつみの小径 羽豆岬
羽豆岬は三河湾と伊勢湾に抱かれた知多半島最南端の岬です。
岬の展望台からは渥美半島や伊勢志摩を望む絶景が広がります。ここは太古から海上の要衝として大切にされてきました。
岬には海の守り神 羽豆神社とウバメガシの鎮守の森があります。
鎮守の森はほぼ原生林のまま今に至るそうです。ウバメガシが続く約800mの小径は東西の風を受けて枝は自然と内側に入り、美しいアーチを作り出しました。
羽豆神社の社叢 ウバメガシの森
羽豆岬からの展望
静かに時を刻む千年の森 箭比神社の森
里にありながら一歩森へ入ると、静かな凛とした空気に包まれます。この森が開かれたのは今から千年以上も前のことです。
この神社の歴史に名を刻むのは学問の神様と言われる菅原道真の孫・菅原雅規。雅規は幼いころに知多の地へ配流となりました。
雅規の幼名 久松麻呂(ひさまつまろ)、英比麻呂(あぐいまろ)と称され、やがて町名「阿久比」に繋がっていきます。菅原道真を祀る北原天満宮、新美南吉童話「ごんぎつね」の舞台と言われる権現山の五郷社も雅規のゆかりの社です。
しっかりと天に伸びる杉の木
箭比神社 – 阿久比町 MAP>
あわせて寄りたい
Lunch 阿久比町チョイス
おにぎり茶屋ほたる 公式HP > MAP >
箭比神社から車で約10分、阿久比インターからも程近い場所に「おにぎり茶屋ほたる」があります。
「阿久比の魅力を伝えたい」と始まったこのお店。
阿久比町は、シンボルともなっているホタルを育む良質な水と米作りに向いた土壌に恵まれた土地で、れんげの花をすき込む農法で作られた「阿久比米れんげちゃん」など、現在でも米作りが盛んなのだそうです。
“おにぎり茶屋”の名前の通り、食べ応え充分のでっかいおにぎりで阿久比のお米を存分に味わえる「朝おにぎり」やランチでのセットメニューが人気です。
「おにぎりランチセット」では、定番+日替わりのおにぎりから2種類を選ぶことができます。
駐車場ではかわいいヤギもお出迎えしてくれますよ。
樹齢千年。大樟に宿る大竜神さま
大宮神社境内
今は平地の場所ですが、大昔は小さな島で、嵐で流れ着いた楠王大竜神がすがったこのクスノキがまだ小さな木であったと伝説が残ります。
ここは万葉に詠われた “知多の浦”。今は遠くの海岸線も、すぐ足元まで豊かな海の風景がありました。また古墳時代から平安時代にかけて大規模な塩づくりが行われてきた地でもありました。
大宮神社 大田の大樟(東海市指定文化財) MAP>
毎年10月の第1日曜日とその前日に大宮神社の例祭「大田まつり」が行われます。
702年創建の観福寺、およそ180年前のガイドブック、『尾張名所図会』にも描かれた観音寺にも立ち寄れば、海とともにあった古の人々の営みに思いを馳せることができるでしょう。
観福寺 – 東海市 MAP >
観音寺 – 東海市 MAP >
一年に一度、黄金色に染まる路 オレンジライン
多様な植物や野鳥たちの住む小さな森の中、一年に一度現れる黄金色の散策路です。
ここは知多半島の西海岸と東海岸を結ぶ全長11.1kmのハイキングコースの途中にあります。
ミカン、モミジ、サクラ、山ツツジなど四季折々の木々に囲まれ、伊勢湾越しに見える鈴鹿山脈、国内最大級のカワウの繁殖地など、豊かな自然が楽しめます。
ここは知多半島の伊勢湾側と三河湾側を結ぶ全長11.1kmのハイキングコースの途中にあります。
ミカン、モミジ、サクラ、山ツツジなど四季折々の木々に囲まれ、伊勢湾越しに見える鈴鹿山脈、国内最大級のカワウの繁殖地など、豊かな自然が楽しめます。
名鉄電車沿線です。
名鉄河和線河和口駅~名鉄知多新線知多奥田駅または上野間駅が起点/終点になります。
美浜オレンジライン – 美浜町 MAP >