【美浜】 まちと人びと
【期 間】 平成29年1月2日(月・休)~4月18日(火)
【場 所】 杉本美術館
【開館時間】 午前9時30分から午後4時30分(入館は午後4時まで)
【休館日】 毎週水曜日・毎月第2火曜日
【入館料金】 おとな900円 高校生400円 小・中学生300円(団体料金は15名以上)
まちと人びと
杉本健吉は街の風景を好んで描きました。
杉本の画業を代表するジャンルである海外でのスケッチはもちろんのこと、
何気ない街角の風景、あるいは、一生のほとんどを過ごした名古屋の風景など、
多くの作品を描いています。
むろん、多くの画家が街の風景を描いて作品にしていることは言うまでもありません。
意外かもしれませんが、画家は、そこにいるはずの人々の姿を描かなかったりすることも
多いのです。
ところが、杉本の描く作品の多くは、これとは大きな違いがあり、街並みとか建物や街路と
いった街の風景を描くとともに、その街を作り、その街に暮らし、生活している人々の姿を
生き生きと作品に取り込んでいます。街は、人々が生きる生活の場である以上、そこには、
静かに暮らす高齢の方の姿もあれば、若者風俗や広場に集まる沢山の人々の姿もあります。
それだけに、杉本の描く街の風景は、風景画であるとともに、そこで生活している人々を描いた
絵だとも言えるかと思います。
今回の展示は、終生、温かな目で人々の姿を描き続けた、杉本健吉ならではの作風がよく現
れている作品をご紹介します。
詳しくはこちらのHPをご覧ください。
【お問合せ先】
杉本美術館
<TEL>0569-88-5171